入れ歯の過去と未来
素材の研究はされているもののインプラントは超せず
日本においての入れ歯の歴史は「木床義歯」から始まりました。
その後、日米和親条約が結ばれた1854年から20年後の1874年に、横浜で歯科医を開業したアメリカ人歯科医師がゴムの入れ歯を紹介したことから、「木床義歯」は徐々に姿を消していきました。しかし、ゴムの入れ歯は作るのにも手間や危険が伴ったり、型を作るのに削りにくかったりと、思うようには一般に普及されませんでした。
時代が昭和に入り、科学技術の急速な発展とともに、入れ歯の技術もゴム製から新素材のプラスチックへと大きく様変わりをしました。
1869年には、セルロイドやベークライトなどが使用され、1937年にはドイツでアクリル樹脂の入れ歯が開発され、昭和15〜16年頃にホルマリン樹脂も利用されるようになりました。
しかし、ホルマリン樹脂には問題もあったためすぐに使用は中止となり、1977年にプラスチックを型に流し入れる射出形成技術が開発され、新素材のポリスルフォン樹脂なども登場し、現在もなお研究が続けられています。
ただし、どんなに素晴らしい素材ができたとしても、入れ歯の痛みや違和感をなくすには、かなり先のことになりそうですし、それまでにはインプラントもさらに改良され、費用的にかなり安くなり誰もが手の届く技術になることでしょう。
いかがでしょうか。入れ歯とインプラントの違いがおわかりいただけたでしょうか。まだまだインプラントへの不安や疑問がある場合には、是非、インターネットなどで検索し、お近くのインプラントに対応できる歯科医にご相談してみるのもいいでしょう。
